分割レンダリング 続編
先日、「分割レンダリング」についての記事を書いたばかりなのですが、
どうにも説明し切れなかった部分があり、第2弾を製作しました。
先日の「分割レンダリング」では、Terragenのレンダリングを
空と地面に分けて行い、あとで合成するというものだったのですが、
もこもこが実際に「伝説の陽」で行ったところ、多少不都合があったのです。
その理由は、もこもこの不器用さにありました(笑)。
空と山の境界線を、上手に消せないという事態に。
そこで考えたのが、この「分割レンダリング第2弾」でした。
前回との違い & 手順の概要
では具体的には前回と何が違うかといいますと、
「一番下に、ベースとなるレイヤーを作る」
ということが、唯一の違いなんです。
簡単に描くと、こんな感じになります。
| 今までの方法 | 今回の方法 |
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![]() |
| 空と地面の画像を別々にレンダリング |
空と地面のほかに、 「画質を落とした全体像」もレンダリング |
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画像合成ソフトで、空と地面を重ね合わせて合成。 |
![]() 画像合成ソフトで、全体像の上に 綺麗にレンダリングした空と地面を合成。 その際、上の2つのレイヤーの、 空と地面の境界付近は多めに消す。 |
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でも、複雑な地形などでは問題点もあり。 ・ 消す作業が大変。 ・ 黒い境界線が残ることがある。 |
こうすれば、一番下の画像のおかげで、 ・ 黒い境界線が出ることはないし、 ・ 下に全体図があるので安心して消せる。 |
では、実際にやってみましょう。
今回は、私が実際に「伝説の陽」で使った画像とともに、
手順を詳しく説明していきましょう。
| 1. | ![]() |
まずは、
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| 2. | ![]() ![]() |
次に、空だけ・地面だけの画像を 個別にレンダリングします。 出力サイズは、1.と同じでいきましょう。 |
| 3. | ![]() |
ここからが、ペイントソフトの出番です。 上で使用した出力サイズで画像を新規作成し、 一番下が荒い画像、次が地面、上が空になるよう重ねます。 使用ソフトは、レイヤー(と、できればマスク)さえ使用できればOK。 ←クリックで拡大します。 |
| 4. | ![]() |
レイヤーマスクを使い、空だけ&地面だけ画像の 黒い部分をおおざっぱに消していきます。 ←クリックで拡大します。 |
| 注 |
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前回の分割レンダ講座では、 慎重に黒い部分を消していきました。 今回の大きなポイントは、下にもう一枚画像があり 少々はみ出しても大丈夫だから、安心して消せるし 作業時間短縮にもなるということです。 地平線付近の画質というのは、5でも4でも あまり変化がないと思います。 だからむしろ、消しすぎるくらいでOK。 ←けっこう消しすぎですが(笑)、実際の作品です。 大きくてボヤけたブラシを使うと自然になじみます。 |
| 注2 | ![]() |
2つあわせてみた図。 水平線付近が、消されすぎなくらい沢山消されています。 このくらい大雑把で大丈夫です。 |
こうして完成したのが、この作品。
ギャラリーの作品ページにて大きい画像を見ればわかりますが、
あまり・・・というかほとんど、水平線付近の違和感はないと思います。
(モヤモヤした感じは、質のいい画像でもあった現象なので、合成ミスではありません。)
海外の作者さんたちも、結構この合成テクを使用しているようです。
慣れれば意外とお手軽ですし、ぜひお試しください。
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